Case Study
導⼊事例
森林・林業

弘法山公園におけるドローンを活用したナラ枯れ調査

概 要

神奈川県秦野市では、神奈川県秦野市の弘法山公園はナラ枯れ被害が拡大しており、被害状況を把握する必要でした。公園全域を歩いて調査を行っていましたが、約20haの公園全域の調査には膨大な時間を要していました。
今回、ナラ枯れ被害を把握し、危険木伐採計画を策定するため、空撮よる写真・画像データの取得を行いました。

背景‧課題
  • 森林が広大なため職員による森林内の踏査には膨大な時間と労力がかかり非効率
  • 踏査による森林全域のナラ枯れ被害箇所の把握は困難
  • 森林整備計画を設計するための根拠データが欲しい
解決策
  • 森林全域をドローンで空撮し現地調査を短期化
  • マルチスペクトルカメラを搭載したドローンによる空撮を実施
  • 木々の植生状況を座標値データと連携しGIS(地図情報システム)上に表示
導⼊効果
  • 20haの森林の現地調査を3日間で完了
  • 撮影データから植生状況を色別してご報告、木々の枯損状況が視覚的に判断可能
  • GISデータをモバイル端末で持ち運び、現地調査時に目的地点への到達をアシスト

業務概要

【期間】
2021年9月
【場所】
神奈川県立弘法山公園(神奈川県秦野市曽屋)
【目的】
ナラ枯れなどの被害状況を把握し、危険木の伐採計画を策定するため
【使用機体】
産業用ドローン複数機種
【内容】
弘法山公園全域(約20ha)のオルソ画像・3Dデータ作成
弘法山公園内の一部エリアのマルチスペクトルデータ作成

業務内容

浅間山(せんげんやま)、権現山(ごんげんやま)、弘法山(こうぼうやま)の3つの山一帯を弘法山公園と呼び、県立自然公園に指定されています。四季折々の美しい自然がハイカーを出迎えてくれる神奈川県立弘法山公園ですが、近年ナラ枯れによる被害が拡大しています。

今回、秦野市環境産業部環境共生課様および秦野市森林組合様からのご依頼により、弘法山公園においてナラ枯れ被害を把握し、危険木伐採計画を策定するため、上空からのドローンによる調査を実施し、写真・画像データの取得をおこないました。

従来は公園内全域を歩いて現地踏査する必要があり、膨大な時間を要していました。

ドローンを活用することにより、空撮データから作成したオルソ画像等をもとに、上空からナラ枯れの可能性が高い枯れ木をピンポイントで把握し、効率よく対象の樹木にたどり着くことで、現場作業の効率化を実現しています。

秦野市環境産業部環境共生課様、および秦野市森林組合様より、ドローン活用について、上空から俯瞰的に森林の状況を把握することができ、また現地踏査では気付けなかった土砂崩れ等も把握可能になるなど、非常に有効な手段であると高く評価いただきました。

オルソ画像
オルソ画像
マルチスペクトルデータ
マルチスペクトルデータ

今後も森林・林業分野において、ドローンを活用したナラ枯れなどの調査を支援いたします。

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