森林・林業におけるドローン活用研修

概 要

背景‧課題

• 神奈川県森林協会様ではドローン活用によるスマート林業を推進
• 森林組合の職員によってドローン操作・活用の知識、スキルに差がある
• 山林環境でのドローン飛行やドローンで取得した空撮データの活用に課題

解決策

• 研修参加者の知識・経験でグループ分けし、グループごとのスキルアップ目標を設定
• 研修参加者のドローン活用現場に近い環境下での実践的な研修
• 業務に精通した技術スタッフが講師として登壇し、経験に基づいた研修内容をご提供

導⼊効果

• オルソ画像作成に必要なフライトプラン作成と自動航行作成のスキルを取得
• 山林・山間部での安全飛行のための運行管理ノウハウの習得
• 林業現場でのドローン活用に有益な知識、技術の習得

業務概要

【期間】

2021年11月

【場所】

神奈川県立21世紀の森　森林館　研修室他（神奈川県南足柄市）

【目的】

林業現場でのドローン実用に向けたフライトプラン作成、自動飛行技術習得

【使用機体】

産業用ドローン複数機種

【内容】

① 野外環境でのドローンの飛行前点検、飛行の実演及び操作レクチャー
② 飛行ルールの解説、飛行アプリの紹介と設定方法
③ 空撮データの解析作業実演及び解説（GISでの活用法等）

業務内容

神奈川県森林協会様ではドローンを活用したスマート林業を推進されています。前年度に県・市町村・森林組合の職員を対象に、なるべく大勢の方がドローンに触れ、その優れた機能を知っていただくことを目的として研修を実施したところ、山林環境でのドローン飛行やドローンで取得した空撮データの活用に課題があることが見えてきました。

ドローンを活用したスマート林業の推進という目的のもと、昨年に続き、弊社の技術スタッフが講師として登壇し、実際の現場でのドローン活用レクチャーやドローン及び解析ソフトに関する座学講習等を実施しました。

どのような飛行をすれば実践で活用できそうか、また飛行だけではなくアプリやソフトの説明を行い、よりスムーズかつ継続して林業へのドローン導入・運用を後押しするような内容となっております。

お客様の声（神奈川県森林協会様）

昨年度は県・市町村・森林組合の職員を対象に、なるべく大勢の方がドローンに触れ、その優れた機能を知っていただく機会となるよう開催したので、今年度は前回の研修を踏まえ、より実践的な研修となるようオルソ画像の作成に必要なフライトプランの作成と、自動飛行ができるようになることを目標としました。

実習の時間は限られており、研修参加者のスキルには差もありましたが、経験豊富なJDRONEの講師陣により、各班の技量に合わせた研修にすることができました。

神奈川県ではまだドローンを実践的に活用した事例が少ないので、今後もドローン操縦のスキルアップや活用方法に関する研修を開催したいと考えています。