防災・訓練
ビッグレスキューかながわ・都県市合同防災訓練に防災ドローン参加
概 要
2017年9月に小田原市で行われた平成29年ビッグレスキューかながわ・第38回九都県市合同防災訓練に参加、当社で開発した防災用ドローンのデモンストレーション飛行をおこないました。
- 背景‧課題
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- 災害現場でのドローン飛行の安定性の確保
- 要避難者・要救助者発見後、避難・救助が完了するまでのドローンによる補助
- 解決策
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- ドローンに6枚のプロペラ、強力モーターを装備
- ドローンにスピーカーを搭載
- ドローンに水の中で自動展開する浮き輪を装備
- 導⼊効果
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- 強力な可搬性能と安定性を実現したヘキサコプター
- 遠隔地から要避難者・要救助者に呼びかけ、誘導が出来る
- 操縦者が遠隔操作で浮き輪を投下し、救助をアシスト
業務概要
- 【期間】
- 2017年9月
- 【場所】
- 神奈川県小田原市
- 【目的】
- 災害現場でのドローン活用普及に向けたデモンストレーション
- 【使用機体】
- 当社開発ドローン
- 【内容】
- ① ドローンが撮影した被災地の状況を遠隔から観察
② 要救助者がいることを想定したプールでのドローンによる浮き輪搬送、投下
業務内容
神奈川県においては県下自治体合同による総合防災訓練「ビッグレスキューかながわ」が例年開催されております。2017年は第38回九都県市合同防災訓練と合同開催となり、当社は神奈川県の「さがみロボット産業特区」にて実証実験を積み重ねている災害救助用ドローンを出展し、デモンストレーション飛行をおこないました。
今回の防災訓練は酒匂川の河原に被災地の状況が再現された大規模なもので、当社は自社開発したドローンを飛行させ、被災地の状況を遠隔から観察、また要救助者がいることを想定したプールにドローンが向かい、浮き輪を投下するというデモンストレーションを行いました。
当社では災害対応ドローンの普及に向けて、消防本部における災害対応ドローン調達時に求められる「防災等級3以上」「物件の搬送・投下機能」などの機能要件に合わせた機体のカスタマイズ対応を行っています。
今後も防災ドローンの普及に取り組んでまいります。