防災・訓練
活発化した火山活動地域施設の空撮による現況調査
概 要
火山調査用ドローンを開発し、火山活動活発化により立入り規制された神奈川県大涌谷の温泉関連施設調査に参加。ドローンによる空撮業務をおこないました。
- 背景‧課題
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- 立入り禁止区域の状況を把握したい
- 火山活動地域を飛行できる耐久性をもったドローンがない
- 火山活動の影響を受けない安全な地域からドローンを飛行・空撮できるパイロットがいない
- 解決策
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- ドローンによる空撮を実施
- 飛行環境に合わせたドローンのカスタマイズを実施
- インストラクター資格を有するパイロットがドローンを飛行・空撮を実施
- 導⼊効果
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- 立入り規制区域に入らずに現地の情報を収集
- 飛行環境条件にあったドローンで安全運航が可能
- 安全な飛行、確実な情報収集が可
業務概要
- 【期間】
- 2015年6月
- 【場所】
- 神奈川県大涌谷(神奈川県足柄下郡箱根町)
- 【目的】
- ① 立入り規制地域の現況調査のためのアクションカメラによるドローン空撮
② 散水車の安全な運行ルート確立のためのサーモカメラによるドローン空撮 - 【使用機体】
- 当社開発機体
- 【内容】
- 活発化した火山活動地域のドローンによる空撮業務
業務内容
温泉地として有名な箱根町では、2015年火山活動の活発化により大涌谷地域の立入りが規制されました。立入り規制期間中、地元の温泉関連施設では施設のメンテナンスが滞り、関係者の間では不安と焦りが広がっていました。神奈川県はロボットによる温泉関連施設の現状調査・メンテナンスを計画、同産業技術センター指揮のもと、JDRONEでは、当時、標準搭載がなかったアクションカメラ(GoPro)とサーモカメラの2つを搭載したドローン(JDRONE H600)を開発、大涌谷の環境で飛行するために必要な加工をそのドローンに施し、大涌谷の空撮調査業務に参加しました。
ご要望にあったドローンのカスタマイズ・運用を実施し、ドローン活用をご支援します。