2018年1月9日(火)に、急遽存在が明らかになった超小型ドローン「TELLO」(テロー)。
ドローンを扱っている方ならご存知のように、日本国内だと200g以上のドローンだと法律的な制約が多く、飛ばせる場所が限られてきます。そのため、小型のトイドローンや、TYNYWHOOPに代表される超小型レース用ドローンが非常に人気があります。
ドローン業界の雄、DJIからは今までこの種の200g以下のドローンは出ていませんがでしたが、スタートアップ会社 Ryze Technology(ライズ テクノロジー)より、DJIのテクノロジー入りのドローンとして急遽発表になりました。
重さ80gで、12,800円(税込)と非常にインパクトのあるスペックです。
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※現在、3月初旬頃には日本への出荷が始まるという情報があります。
※第三者への賠償責任保険がTELLO購入者に1年間無償付帯されることになりました。
対人・対物で最大1,000万円となります。(詳細は発売時に発表されます)
TELLO(テロー)について、現在判明しているスペック
- DJIのテクノロジーに加え、INTELの14コアプロセッサーを搭載しています。
- 5つのセンサーを搭載。
- TELLOはスマートフォン内にインストールしたアプリから操縦することが出来ます。
- アプリ上の操作で、自動離陸など多彩な飛行が可能。
- 対応コントローラーから操縦することも可能です。※対応コントローラーについては別項目を参照ください。
- TELLOの写真はスマートフォンのアプリ内に保存されます。本体にはSDカードを挿入できません。
- TEELOの対応コントローラーはGameSir製の送信機またはApple MFi認定のBluetooth送信機となっております。(2018年1月現在)
- サードパーティー製のVRゴーグルが使用可能
- ファームウェア更新はアプリより行ってください。
- 720pのカメラを搭載。動画撮影も可能。
- 100m先まで届く電波
- 重量80g
- 1本のバッテリーで飛行可能時間は13分。
- 子供向けのプログラミングシステム、SCRATCH(スクラッチ)でプログラミング可能。
TELLO (テロー)のプロモーションビデオから機能をさらに推測
まだ実物が手元になく、実際の飛行性能など、スペックには謎の多い機体です。youtubeに公開されているプロモーション動画から機能を推測してみましょう。
アプリからの操作でスローモーション飛行を行ったり、360度を自動的に撮影する機能が実装されているようです。また、SCRATCHによるプログラミング言語で飛ばしていると思わしきシーンもありました。
尚、SCRATCHはウェブベースのアプリで、気軽にコーディングが出来るようです。実際、どんなプログラミングをすることができるのか。是非触ってみたいですね。
また、ムービーを音楽DJの操作とTELLOの動作が一致しているようなシーンもありました。SCRATCHのプログラミング次第ではDJの操作に合わせて飛行とかも可能なのでしょうか?
※最近の音楽DJはUSBで繋いだコントローラーから、PC内のDJアプリケーションをコントロールして順次、曲を再生するのが一般的です。そこにドローンのコントロールを割り込むか、専用のアプリを作るのか、という感じでしょうか。 もしくは、SCRATCHの語源がDJのスクラッチから来ているので、単に映像の演出でDJを加えているだけのようにも見受けられます。
いずれにしろ、発売が本当に待ち遠しいですね。