DJIより、ZENMUSE XT2とPAYLOAD SDKが先日発表になりました。

赤外線カメラの可能性を広げる ZENMUSE XT2

赤外線カメラと1200万画素のカメラを搭載し、同時に映像を処理することが出来ます。
現在のところ、Android版のDJI PILOT、もしくはアップデート予定のiOS用のDJI XT PROアプリで使用することが出来ます。

今まではデュアルジンバルを搭載した、Matrice210シリーズ以上の機体を使用しないと遂行出来なかったミッションが、一台のZENMUSE XT2カメラで可能になります。
ジンバルが一つのMATRICE200でのミッションの可能性が大きく広がりそうです。

使用可能機体:MATRICE200シリーズ 及びMATRICE600シリーズ
使用可能アプリ:DJI PILOT(Android) もしくは DJI XT PRO(iOS)
防水規格:IP44  1mmより大きい固形物の侵入を防ぎ、水の飛沫を防ぐ規格(数字が大きければ大きいほど防水防塵性能が高くなります)

MATRICE200シリーズは本体が防水なのですが、今まで防水のカメラは発売されていませんでした。
今回のXT2を使用することにより、より過酷な環境の中でミッションを遂行することが出来ます。

DJI MATRICE 200シリーズ

MATRICE200シリーズ

MATRICE200シリーズは、赤外線デュアルカメラのXT2が積載可能。
さらに、DJI SKYPORTを使用する事によって様々なペイロードを積載可能な機体がMATRICE200シリーズです。
17インチプロペラと高性能モーターの組み合わせで、強風時でも安定して飛行が可能。
新しいデュアルバッテリー・パワーシステムが、氷点下での飛行中も自動でバッテリーを温めます。
さらに、密閉型の防滴設計で悪天候にも強く、さまざまな環境下で飛ばせます。

MATRICE200シリーズ_防水

また、数センチ単位の測位が可能なRTKを積載したモデルもあり、送電線の観測などの精密な飛行が要求されるミッションに活用できます。
MATRICE210にはRTKを積載したモデルもございます。

MATRICE210RTK

デュアル下方ジンバル搭載MATRICE210RTK

XT2を使用することにより、MATRICE200でも、赤外線撮影と通常撮影を併用した業務が可能になりました。
(今まではMATRICE210を使用して、デュアルジンバルで赤外線カメラと通常カメラを積載する必要がありました)

MATRICE200シリーズ_赤外線

MATRICE200各シリーズの特徴やジンバルの積載場所についてはリンク先の記事をご覧ください。

DJI MATRICE200/210シリーズの詳細解説

DJI MATRICE200シリーズお見積もり・お問い合わせはこちらから

DJI PAYLOAD SDKとDJI SKYPORT

XT2と同時にMATRICE200シリーズで使用することが出来る、Payload SDKが発表になりました。
DJI SKYPORT をカメラジンバルに接続することにより、DJI以外の各種デバイスをDJIの産業用ドローンに搭載することが出来るようになります。

既に電源供給やデーターの伝達規格も公開されています。

※SKYPORTの仕様イラスト一部 https://developer.dji.com/payload-sdk/ より

https://developer.dji.com/payload-sdk/documentation/introduction/index.html

今後、MATRICEシリーズのジンバルに接続できる空対地センサーやLEDなど、SKYPORT経由でDJIのドローンに積載可能なデバイスの可能性が広がります。既に、精密農業のマルチスペクトルカメラなどのペイロードを作成しているSENTRA社、及びSLANTRANGE社からMatriceシリーズに搭載する例が発表されています。

SLANTRANGE社
http://www.slantrange.com/

SENTRA社
https://sentera.com/

広がる産業用ドローンの可能性

赤外線カメラですが、精密農業以外にも色々な可能性が考えられており、既に弊社でも何度か検証・実証した例もございます。

[野生動物探索]
[火災、災害現場調査]
[ソーラーパネル点検]
などがありますが、さらにほかの分野にも活用できる可能性があります。

MATRICE200 + XTによる赤外線映像の例

また、赤外線カメラ以外のペイロードの可能性として、JDRONEでは既にInspire2やMAVIC PROにマルチスペクトルカメラを積載するモデルを開発する事に成功して、既に販売もしております。

※SKYPORT+PAYLOAD SDKを使用しないモデルとなります
http://jdrone.tokyo/dji-custumized-drone-precision-farming

また、産業用ドローンに稼働するウインチの積載にも既に成功しています。

日本サーキット開発によるウインチ搭載型ドローン

今後もJDRONEでは様々なデバイスを積載したドローンにチャレンジしていきたいと考えていきたいと思います。

今回のSKYPORTやXT2についてお問い合わせがある方はinfo@jdrone.tokyoまで宜しくお願い致します。