今回テスト飛行したのは、JDRONE H700だ
同機は、モーター軸幅700mmのHEXA6発機で、ペイロードに救命具(400g)を搭載しての飛行となった。台風接近の影響があり、時より5m/sを超える風に見舞われる環境だったが、機体スペックから問題ないと判断し予定通りのテスト飛行となった。

あらかじめPID操作をプロポダイヤルにマウントしてあり、機体の安定度と操作感度を確認、標準値はA2では100となるが、H700はやや強めの設定で安定した。同機は軽快な操縦感覚で空中を舞い、時折襲ってくる突風に対しても確り踏ん張ってくれた。この日は約400gのペイロードで25分間の飛行を行った。着陸時のバッテリー残量は14%表示、今回はDJI-S900にも使用している10000mA/Hのバッテリーを採用したが、機体総重量が軽く飛行中の負荷が少なかった事もあり、バッテリー警告が最後まで鳴る事はなかった。重い機体の場合には、バッテリーに負荷がかかるような急な操縦は控えるのだが、パワーウエイトレシオに余裕のある機体はその点気が楽である。言わずものかな、バッテリー警告電圧設定は見直しである。

この機体には、キャノピーが装着されており、GPSアンテナをその中にセッティングした。性能を優先すれば、あまり理想的とは言えない配置ではあるが、これで安全に飛行できるのかどうかに注目していた。結果、シールド版装着の効果もありGPSそのものには影響はみられなかったが、ただしコンパスには影響したようで、飛行中に何度かキャリブレーション警告がでていた。コンパスMODが今後の課題となる。

開発担当としては、今回の飛行で基本的な設計について期待値を得たと確信している。ただし、今後検証すべき点が残っており、それを確り検証した後に量産体制を整えたい。

JDRONE H700 TYPEA

今回飛行した機体の仕様

  • 機体幅 モーター軸間700mm
  • 機体重量 1.8Kg(バッテリー除く)
  • 機体シャーシは上下2mm厚カーボン
  • アームは軽量アルミ製
  • リトラクティブスキット仕様
  • 飛行時の総重量3.3Kg
  • フライトコントローラ DJI A2シングル
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多目的コンパクトマルチローター機

JDRONE H700 TYPE A
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